「ブランドを販売員が育てて売る」GR8
原宿ラフォーレにあるセレクトショップ「GR8」(グレイト)がスゴいらしい。
「ブランドを販売員が育てて売る」「販売員が存在するからこそブランドが成長できる」「興味のない人を興味あるように変える力」・・など、なんとも熱のある文言にこちらも思わず熱くさせられてしまった。販売に携わるものならば誰しもが持っていなければいけないスピリットに改めて共感させられた。『【日本経済新聞より】GR8の販売方針は「ブランドを販売員が育てて売る」。一般のセレクトショップはバイヤーが評判になりそうな商品を選んで、ショップに並べる。しかし今はブランドネーム、付加価値だけで売れないほど、モノが過剰にあふれる。「興味のない人を興味あるように変える力」が販売員というわけだ。「販売員が存在するからこそブランドが成長できる」と久保代表は言い切る。自社で商品広告も打たず、有名・無名ブランドにかかわらず値引きせず、売り切る。オリジナルは一切やらない。そんなポリシーを貫き、米「ジョイリッチ」や「ギズモビーズ」はGR8の販売員がブランディングしたと言っても過言ではない。先月、同店は原宿うフオーレー階入り口スペースでギズモビーズを期間限定販売したところ、―カ月で1770万円という売り上げをたたき出した。ギズモビーズは米国生まれのiPhoneやiPadのプロテクターで、1個3500円から。今では多彩なを選べるのが楽しい。しかし2年前はなかなか売れず、取扱店が頻繁に変わっていた。同店が販売を決めたのは「担当者が熱い思いを持っていた」からで、人の熱い気持ちと信頼を大事にする。久保代表の思いは販売員も同じ。GR8では販売員が何が何でも売って、ブランド名を浸透させ、消費者の買い物を連鎖させていく。月10個から始まったギズモビーズだが、2年たった今では月800個を売る。1階で行ったお菓子用ワゴンでの販売は、売り場面積約6・6平方メートルで1700万円超。GR8が直営販売権を持っているため、ディベロッパーから出店依頼も後を絶だない。原宿ラフォーレ内にGR8、ジョイリッチを運営するほか、原宿路面にもう1店セレクトショップを展開する。ホームページはなく、ネット販売もしない。「ショップに人のいる時の活気がたまらない」と久保代表。店は頻繁に華やかで大胆なディスプレーを変えて、驚きを生み出し、客足が途絶えない。外国人にも人気で、「何でこの店、混んでるの?」そんな謎が人をさらに呼ぶ。今年からジョイリッチと直営店運営で協力する契約も結ぶ。日本と韓国で直営店を折半出資して出店する形で、国内は10店体制をめざす。現在取り扱いブランドは約100で、ここ数年セレクトは変わっていない。「1を10に化けさせる」ためには、間口を広げず、毎月優先順位をつけて接客販売する。消化率は98%とほぼ完全消化に近く、月売り上げは2400万~2700万円と安定して、年間3億円になる。原宿ラフォーレ内でジョイリッチも運営しており、こちらは年間2億5000万円となっている。11年7月期は売上高6億円弱になる見込みだ。久保代表は「人生50年の長さでゆっくり出店を広げていきたい」としている。』











