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閉店した銀行内での出来事

皆さんは閉店後の銀行窓口に入ったことはありますか?
閉店間際に窓口に駆け込み、そのままシャッターを下ろされてしまったなんて経験はあるのではないでしょうか。 私は完全に閉店をしている16時頃の銀行に行くことがよくあります。
勿論それは担当営業にアポイントを取ってから訪れるのですが、今回はそんなお客のいない銀行内でのちょっとした出来事を書こうかと思います。


その日も営業マンとの商談があり16時頃その銀行に行きました。
下ろされたシャッターの横にある小さな扉を開けて中に入ると、いつも窓口で明るい笑顔で接してくれている女子行員さん達が窓口でカタカタと閉店後の作業に勤しんでおりました。
私はパーテーションで仕切られた小さな応接室に通され担当営業がくるのを暫く待っていると、「プルルループルルルー」と一際大きな電話のベルが窓口の方から聞こえてきました。閉店後の銀行内はとても静まっていて、きっと普通の音でも一際大きく聞こえてしまうのだと思います。女子行員の電話対応を聞いているとなにやら外のキャッシュコーナーから操作画面が動かないとのヘルプの電話のようでした。

そこまでは別段なんの問題もない普通のやり取りだったのですが、次の言葉に私はちょっと驚かされてしまいました。「なんだかおばさんが操作できないってまた言ってるのよ!どうせまた荷物を画面の上に置いちゃってるのよきっと!」文章ではなかなか上手く伝えにくいのですが、それは営業時間中にいつも見ている笑顔の女性行員さんの言葉とは到底思えない、とてもトゲのあるきつい言い方に聞こえました。

恐らく応接室に私がいることなど彼女は忘れていたのでしょうが、もしもこういうことが私たちのお店でも行われていたならば、、、などと瞬間的に思い、そして背中がゾッと寒くなりました。たとえ閉店後の店内であったとしてもお店を出るまでは決して気を緩めてはいけないのだなと、改めさせられた出来事です。
私たちの場合などは自店にお客様がいなくとも隣のお店にまだお客様が残っているかもしれませんし、どこに誰がいるかはわかりません。サービス業に携わる皆さん達、くれぐれも店内では気を緩めるようなことなく、キチンとした言葉遣いをお願いします。

「壁に耳有り障子に目有り」です。


TEXST/M.KANESHIRO

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